ボクシング界における無敗の価値

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井上尚弥選手がローマン・ゴンザレスとの対戦を希望しています。日本のボクシング界において、将来有望な井上選手の今後は本当に楽しみであります。3階級制覇、連続防衛記録、我々ボクシングファンを魅了してくれるでしょう。

ですが、この時期にロマゴンと戦うのはリスクも大きいのでは?もうすこし経験を積ませる必要もあるのではないか?

無敗の快進撃を続ける井上選手、無敗の価値を改めて考えてみる。

 

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メキシコの英雄、フリオ・セサール・チャベス


殿堂入りを果たしたメキシコの英雄、チャベス。私も大好きな選手ですし、リアルタイムで試合を見ていたので、思い入れも人一倍あります。
チャベスがなぜここまでボクシングファンを魅了したかというと、やはり88連勝したからだと思います。

88連勝、口で言うのは簡単ですが、現実にこの連勝を実行できる人は今後出てくるのでしょうか?現代ボクシングではなかなか真似することは出来ない記録です。
世界戦なしの連勝でしたら可能かもしれませんが、チャベスは無敗で世界チャンピオンになり、そこから防衛、階級を上げての世界戦と、常に世界のトップを維持しながらの連勝。

ランドールにプロ初黒星をつけられて以降の、キャリアの終盤は負けが多くなりましたが、それでもチャベスがどれだけ偉大な選手かと問われたら、間違いなく「無敗のままでの88連勝」という言葉は必ず出てくることでしょう。

無敗のチャンピオンというのは、言葉以上の魅力的な価値があります。

 

チャベスの後継者?サウル・アルバレス


チャベスなきメキシコのボクシング界において、アルバレスはかなり期待されていました。新人の頃から完成度の高いボクシングをしていましたし、常にKOを狙うスタイルはまさにチャベスそのもの。

無敗で快進撃を続けていたアルバレスに、メイウェザーとの対戦の話が出てきました。様々な噂や予想が流れていましたが、私個人の意見は反対でした。チャベスの後継者と期待されたアルバレス。同じ年齢の頃のチャベスと比べても完成度は高かったとの意見もありましたが、私は断固反対でした。

当然理由は、チャベスがこれだけ偉大なチャンピオンとして名前が知れ渡っているのは、連勝記録があるからだと思います。世界の第一線にいながらの88連勝。今後も塗り替えられないであろう連勝記録です。40戦ちょっとの連勝のアルバレス、もうすこし世界戦の経験を積ませる選択もあったのではないだろうか?

そして、もう一つの反対理由が、当時パウンド・フォー・パウンドランキング(以下PFPランキング)で1位のメイウェザーだということです。世界チャンピオンを倒すだけでも大変な世界ボクシング。PFPランキング1位ってのはさらに大変なことです。

メキシコの今後を背負うであろう新人を、あえてPFPランキング1位と戦うメリットはあったのでしょうか。当然勝てば世界最強という称号は手に入るでしょう。ですが、PFP1位を倒すのは並大抵ではないと思います。

今現在もアルバレスはかなり人気のある選手です。戦績を見て、メイウェザーとの1敗という数字を見ると、「あの時戦っていなければ無敗のメキシカンでもっと人気出てただろうなぁ・・・」と思ってしまいます。

 

井上尚弥 vs ローマン・ゴンザレス


話を元に戻しますが、井上選手がゴンザレスとやるかもしれないと聞いたとき、真っ先に上記カネロ・アルバレスのことを思い出しました。
今現在、ローマン・ゴンザレスはPFPランキング1位です。
当然、ボクサーとして世界最強の選手と戦いたいという気持ちも分かります。PFPランキング1位を倒せば、世界的な評価は一気に駆け上がるでしょう。アメリカン・ドリームではないですが、地位と名誉を同時に獲得することができます。

ですが、PFPランキング1位、肩書以上に強いです。

井上選手を誰よりも応援している私は、当然、ゴンザレスを倒して世界的に注目される選手になることも期待しています。スーパーフライ級では若干パワー不足を披露した前回の試合を見ても、もしかしたら井上選手が勝つことも考えられるかもしれません。

だが私はまだ戦ってほしくないというのが本音です。井上選手には世界戦の経験をもう少し積ませてもらって、もっともっと強くなってからでもいいと思います。

・・・でも、正直見てみたい気持ちもあるなぁ(笑)

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