井上尚弥、ようやく次戦が決定?
米スポーツ専門局ESPN(電子版)は、WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥が、10月31日にラスベガスで、WBA同級3位、IBF4位のジェーソン・モロニーとの防衛戦を予定していると報じた。
当初予定していた、WBO王者ジョンリール・カシメロとの3団体統一戦は、コロナの影響で延期になっていたが、カシメロは9月26日に別の選手との防衛戦が発表されたばかり。この時点で井上選手の対戦相手は誰になるのかと様々な噂がありましたが、ようやく発表されましたね。
個人的には、3団体統一戦を期待していただけに残念。
井上選手の強さはバンタム級で突出しているので、さっさと4団体を統一してスーパーバンタム級に上げた方が良いと思います。ビックマッチの可能性も、スーパーバンタム級の方が強豪揃いなので実現しやすいはず。
対戦相手のジェーソン・モロニーはどんな選手?

ジェーソン・モロニーはオーストラリア出身の29歳のボクサーです。
戦績は22戦21勝18KO1敗。
好戦的なファイターで、唯一の1敗も、井上選手とWBSSの準決勝で戦ったエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)のみ。判定負けでしたが、モロニーが勝っていたのではという意見もあります。KO負けなしの、なかなか手強い相手です。
モロニー、カシメロ、共に強打の選手ですが、モロニーの方がオーソドックスな選手ですので、井上選手としてはやりやすい相手なのかと思います。
この防衛戦をはっきりとした形で防衛して、3団体統一、4団体統一への道へつなげていきたいところです。
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