井上尚弥選手、WBSS優勝!!

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井上尚弥選手、WBSS優勝!
正直、今回のノニト・ドネア、相当仕上げて来ましたね。
壮絶な打ち合いの末に、井上選手が優勝しましたが、今回の試合はドネアの頑張りによりこれだけ盛り上がったのではないかと思います。

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目の上のカットが全てを変えた


今回の試合、初回からいつもの井上選手の素晴らしい動きから始まりました。適度にジャブで距離を掴み、相手の出方を見ながら様子見し、時には強打を打ち相手の反応を伺う。

初回で相手の動き、距離をインプットしたのか、2ラウンドからは徐々にエンジンを上げていき、攻めの姿勢が多くなり、いつもの井上選手の絶好調の動きが見れてきたなぁ、と思っていた時にドネアの悪夢の左フックが井上選手の顔面にヒットしました。この左フックによって、井上選手はプロで初の目の上をカットしてしまいました。流血も結構凄く、見ていた私は「ちょっとまずいなぁ・・・」と思いました。

後にWOWOWで井上選手が解説してくれましたが、この時点でドネアが二重に見えていたそうです。そして、この時点でKOを狙わずに判定で勝利しようと思ったそうです。
まず、プロ初のカットで流血、精神的にはかなり不安だったと思います。その状況下で、距離を取り判定勝ちを狙おうと冷静に判断できる井上選手、これはなかなか出来ないことです。負けを知らない選手にありがちだが、初のダウン、初のカットでの流血、精神的に冷静に判断が出来ず、いつものパフォーマンスが出来ずに、結果、初の黒星をつけられるって展開は良くあるパターンです。

私は悪いですが、今回のカット、悪い予感しかしなかったですし、これをきっかけに冷静さを失った井上選手が、ズルズルとドネアのペースに引きずり込まれ、最終的に負けるのではないかと、ドキドキしながら見ていました。

カット以降のパフォーマンス


目の上をカットしてから、井上選手の右のガードが上がりました。
ディフェンス主体のボクシングになり、いつものパフォーマンスが発揮できていないように感じました。それでも、ドネアに負けていないジャブ、ワンツーを繰り出し、一進一退の攻防が続きました。この流れが中盤まで続きますが、私は若干井上選手がポイントでは有利なラウンドが続いているとは思っていましたが、ジャッジの見かたによってはドネアに流れてもおかしくないと思いました。それほど接戦のラウンドが多かったように思います。

結果的には、この中盤もほとんどポイントでは井上選手が取っていましたが、生放送で視聴していると、そこまで井上選手が確実に取っていたようには思わなかったのが正直な感想です。

終盤は、どちらも見せ場を作る展開


そして、9ラウンドにはドネア最大の見せ場を作りました。井上選手があそこまで打たれる所を見たことがなかったし、クリンチで逃げる井上選手も初めてだったので、私の中で、初のKO負けか?と嫌な考えが頭をよぎるようになりました。

ですが、この後の井上選手の盛り返しは本当に凄かったです。
そもそもほとんどの試合が早いラウンドでのKO勝利が多かった井上選手、後半のスタミナや打たれ強さに疑問符をつける意見も多かったので、ここからの井上選手は私の想像を超える底力を発揮することになります。

そして迎えた11ラウンド、ついに井上選手のボディブローでこの試合初のダウンシーン。この時、私は自宅で思わずガッツポーズをしました。たぶん何らかの雄叫びを発していたと思います(笑)
そして、私はここで改めて井上選手の勝ちを確信しました。

判定は私の予想以上に大差


判定は接戦で、若干井上選手のリードと思っていましたが、私の予想以上に大差でした。再放送をWOWOWで見ましたが、私が生放送で見た時よりも、井上選手のパフォーマンスが良く見えました。ですので、判定も納得かなって思いました。

今回の試合、井上選手は世界戦数試合分の経験値を得たはずです。

毎回試合前に最悪の展開を想像すると言っていましたが、まさに今回はそんな最悪の展開でした。早いラウンドでのカット、カットにより相手は二重に見えるアクシデント。結果試合展開をKOにこだわらずに判定勝利を狙う方向転換。これらを今回の試合で経験しながらのダウンを含む判定勝利。
モンスターがさらに一回り大きくなったはずです。

そして、今回のこの壮絶な試合にかかせないのは、万全の体調で仕上げてきたノニト・ドネアの存在です。決して決勝までの道のりは楽ではなかったはずですが、決勝でここまでのパフォーマンスを出来るように仕上げてきたドネアには最大の賛辞を贈りたいです。

今回の試合、年間最高試合にもなりそうな勢いでした。
視聴率も凄かったそうですし、日本国内でのボクシング人気も確実に上がっているはずです。

井上尚弥選手、本当にお疲れ様でした。
ゆっくり体を休めてください。

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