村田諒太選手の初防衛戦。
仕事の関係で、当日どうしても見ることができず、ようやく本日視聴しました。
当然、ネットやテレビで結果は知っていたのですが、楽しく見させて頂きました。
日本人初のミドル級防衛、おめでとうございます
まずは、日本人として初めてのミドル級防衛、本当におめでとうございます。
しかも、かつて竹原慎二選手がミドル級初防衛に失敗した横浜アリーナでの防衛。これほど嬉しいことはありません。
私が海外ボクシングに興味を持った頃は、ミニマム級からバンタム級までが我々アジア人の活躍の場、バンタム級以上は白人、黒人の活躍の場というイメージでした。まさか日本人がミドル級で活躍するとは夢にも思っていなかったのですが、時代は本当に変わりましたね。
ミドル級の層の厚さ
ですが、初防衛で日本中が歓喜しているが、これからの村田選手の活躍を考えると、なかなか難しい現実が待っている。ウェルター級からミドル級はアメリカ人の平均体重らしい。つまり、選手層がかなり厚い階級なのだ。
そして、今回の防衛戦のエマヌエーレ・ブランダムラ。WBA世界ミドル級6位だそうですが、正直ボクシングマニアが見ているミドル級の迫力は全く感じませんでした。かませ犬とまでは言わないが、それに近いものを感じてしまったのも事実。
チャンピオンが強いのはともかく、チャンピオンでなくとも素晴らしい選手が揃っています。レミューやチャーロの強打、ジェイコブスの上手さ、アルバレスの試合運びの上手さを散々見ている私には、今回の防衛戦はちょっと大人の事情を感じざるを得ない状況です。
次戦のアメリカでの試合に期待
村田選手が世界的な知名度を上げる為には、やはり有名な選手との試合で勝利するしかありません。
次はアメリカでの試合とのことなので、向こうで試合をするとなれば、そこそこ強い選手と戦うことになるはずです。村田選手の実力が証明されるのは次戦になるはずです。村田選手の実力はまだまだこんなものではありません。本場アメリカのボクシングファンの前で村田選手の実力を見せつけて、ビックマッチへと繋げてほしいですね。
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