テリー・ノリス

Terry Norris 過去の名選手

past-players-071618出典:boxrec

名前 テリー・ノリス
通称 Terrible(恐怖の男)
誕生日 1967年6月17日
戦績 56戦47勝31KO9敗
国籍 アメリカ合衆国

テリブル(恐怖の男)でお馴染み、テリー・ノリスを紹介したいと思います。

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テリー・ノリスはどんな選手?


テリー・ノリスはアメリカ合衆国出身のボクサーです。
前回紹介した、ジュリアン・ジャクソンがピークの時に、期待の新人として出てきたボクサーです。
ボクシング人生の初期から中期はボクサーファイターでしたが、後期はほぼファイターとして活躍していました。元々パンチ力があったとは思いますが、個人的にはボクサーファイター時代のテリー・ノリスが好きです。

また、ノリスの特徴として打たれ弱いアゴがあります。
インファイトでの強打が魅力でしたが、打たれ弱いアゴを持っているので、試合は毎回スリリングな展開でした。当然、観客受けは非常に良い選手です。

特に、ドン・キング全盛期の時に、頻繁に出場していたイメージがあります。
今ではだいぶ落ち着きましたが、当時のドン・キング、無双状態でした。
その頃のボクシング界が、一番盛り上がっていたのではと思う今日この頃。

初の世界戦はKO負け


1989年7月30日、WBA世界ウェルター級タイトルマッチに挑戦します。
当時のチャンピオンは前回紹介した、ジュリアン・ジャクソン

ジュリアン・ジャクソンはボクシング人生のピーク時。一方のテリー・ノリスはようやく世界戦にこぎつけることが出来るようになった期待の新人。結果的にはKO負けですが、テクニック、空間支配、スピードはノリスの方が上回っています。
ですが、パンチ力、アゴの頑丈さはジャクソンの方が上です。

当時はのノリスは新人でしたが、「テリブル」と呼ばれるようになった、インファイト主体のノリスの時代に、ジュリアン・ジャクソンとの再戦、是非見てみたかったですね。

WBC世界S・ウェルター級王座獲得(防衛10)


1990年3月31日、WBC世界S・ウェルター級タイトルマッチ。
王者のジョン・ムガビ相手に、1ラウンドKOでタイトル獲得。
この試合でも、相手との距離感、見事ですね。

以降、このタイトルを10度防衛します。
防衛戦も、なかなかの強豪相手に試合を行っています。
S・ウェルター級という、最も密度の高い階級での10度防衛、流石です。

vs シュガー・レイ・レナード(2度目の防衛戦)


1991年2月9日、WBC世界S・ウェルター級王座の2度目の防衛戦。
相手は80年代の伝説、シュガー・レイ・レナード。

この試合、ノリスの試合の中でもベストバウトだと思います
相手が伝説の選手ってことで、評価が上がったのは当然ですが、この試合のノリスは時に足を使い距離をとり、チャンスと見たらインファイトを仕掛ける、非常に上手いボクシングを披露したように思います。
ノリスのボクシングの集大成的な、完成度の高いボクシングで、勝利を勝ち取りました。

ちなみに、この試合後にレナードは引退を表明。
伝説のボクサー、シュガー・レイ・レナードに引導を渡したのがテリー・ノリスってことになります。

vs メリドリック・テーラー(7度目の防衛戦)


1992年9月5日、WBC世界S・ウェルター級王座の7度目の防衛戦、相手はあのフリオ・セサール・チャベスと激戦を演じたメルドリック・テーラーです。

レナードに勝った頃から、ノリスは打ち合いに自信を持ったのか、足を使わずにベタ足で打ち合うようなファイトスタイルになりました。元々パンチを当てる上手さはあった訳ですから、結果的にKOでの勝利が増えてきました。ですが、人一倍打たれ弱いアゴは当然健在。ちょっと危なっかしい試合も増えてきました。そこが人気の秘密かもしれませんね。

この試合でのノリス、ほぼファイターですね。
パンチの当て勘は流石です。

vs サイモン・ブラウン(11度目の防衛戦)


1993年12月18日、11度目の防衛戦。
相手はサイモン・ブラウン。
この試合でも、初回からノリスはインファイトを仕掛けます。
が、結果的に打ち負けてしまい、4ラウンドKO負け。
11度目の防衛に失敗してしまいます。

その後のテリー・ノリス


11度目の防衛戦に敗れたノリスですが、その後サイモン・ブラウンと再戦を行い、再び王座を獲得しています。
その王座も、初防衛戦で反則負けで失ってしまいます。

その後、同王座に返り咲き、6度防衛をしています。
ですが、ノリスの一番のピークは、最初に獲得した王座の防衛戦を行っている時代が一番強かったと思います。特にボクサーファイター時代のノリスは完成度の高いボクサーであったと思います。

現在は引退していますが、ボクシング史に名を残す、偉大なボクサーでした。
そして、当時の映像を、こうしてYoutubeで紹介できるこの時代が、本当に恵まれた環境になったなぁと思います。
当時の試合、雰囲気、臨場感を映像で楽しめる。
この記事を書きながら、当時の試合を見ながら余韻に浸ってしまいました。

テリー・ノリス、本当にありがとうございました。

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